亙瓦版

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続・パンダ

気がつけば5月最後の日。
ビューティフルな天気。こんなに美しい一日があってもいいのかと思うくらい、風も太陽の光も気持ちいい。ゆっくりと歩きたくなる。
でも、着実にあじさいは咲いている。もうすぐ雨がくるのだ。

最近はスタジオで機材を色々いじったり、染谷レコーディングに向けて
ミュージシャンの方と会ったり、そんな毎日だった。
何事も地道な作業が必要なのである。
これからどんどん忙しくなるのだけれど(実際、6月の半分以上は家にいない)
そんな日々への準備の日々。音楽に毎日触れていられる事に幸せを感じる。

みなさん、パンダに関する情報をありがとう。
ちなみに、俺がテレビで見てた中国のパンダを育てて野生に戻す施設から初めて野生に戻ったパンダが、野生のパンダと争って死んじゃったというニュースを見た。なんだか悲しい。会った事もなかったけど、知人がひとりいなくなったみたいだ。

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ハレルヤ。

スタジオの改装も大詰め。素晴らしく居心地の良い空間が出来た。
ただ、問題は付き物で、色んな対応に追われる一日。
夜遅く、一息ついたところで、ちょっと録音をしてみる。
サンプリングレートは88.2、24ビットです。
あるシンガーの物まねをしたものをテストで録音した。深夜にこんなことをやってる俺もどうかと思う。人には見せられない。ひとりごちたところで、深夜の町をすっ飛ばそうとしたら近所のお好み焼き屋のおばちゃんに遭遇し、しばし談笑。(何度も店に通っているので、顔見知りなのである。ただし、おばちゃんは染谷さんと俺を音楽スタジオのバイトだと思っている)
おばちゃんの家族は戦前からここいらに住んでいるらしい。真夜中に近所のお好み焼き屋のおばちゃんと談笑ができる俺って結構いけてるかもしれない。
なんてことを思いつつ、帰宅。パンダに会いたい。

仕事

ここ最近、事務所のスタジオの改装工事にかかりっきりになっている。
建築というのはやはり予定通りには行かないもので、作っているのはやはり人であるし、
人が作ったものを人が使うという意味で、ほんとに人間らしいっていうか、何言ってるかよくわかりませんね、すみません。
要するに、きっとみんなも思い当たると思うけどこの世の中やはり人なのである。良くも悪くも。その“人”ってやつをうまくまとめられればきっと良いものが出来る。
どんな仕事もそうだよね?

先日、ある友人が、労働の価値というか、自分がやっていることが果たして本当に世のため人のためになっているのか!?という悩みがある…みたいな話をしていた。
まぁ確かに他の仕事に比べると、音楽の仕事なんて漠然としていて、はっきりと人のためになっているとは(直接的には)言えないけれど、音楽にしか出来ないことが確実に存在することは確かだ。これは胸を張ってもいい。だから、胸を張って送り出せる作品を作っていくべきだし、創らなければならないのだろう。きっと。

クタクタに疲れた深夜の帰り道、そんな難しいことを考えながら自転車をこいで帰る。
テレビをつけると、パンダのドキュメンタリーをやっていた。中国にパンダを育てて自然に帰すことを目的としている施設があって、(まぁ中国でしかありえないのだが)
最初は横目で見ていただけなんだけど、気が付けばテレビのまん前でずっとみていた。
パンダパンダパンダである。あぁ、パンダ、君にあいたい。

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よく晴れた路上にて

久しぶりに良く晴れた路上。
コカリクー4dとともに、ストリートライブ。
最近、ここらへん界隈で演奏するバンドが急増。あったかいからかな。
馬鹿なぼくらはクソ寒い真冬にもここでかじかんだ手で楽器を弾いていた。
自慢にはなんないけど。
今日も警察が来たり、なんやかんやいろんなことがありつつ、楽しく演奏できた。
親友のH君がカメラを回してくれた。PV用の映像を撮っていたのだが、途中で警察が来てしまって中断してしまって、でもこのままだと素材が足りないので演奏しているフリをしているところを撮影。俺は口をパクパクして、みんなは演奏しているフリをして、けれど音が出ていない状態なのに人は集まってくる。ひょっとしてこっちの方が集客になるのか?嗚呼。(この模様は7月10日のロックインザパンで観ることが出来ます。だから来てね)
相変わらずCDを買ってくれるのは外国人の人たちが多い。とうとうビードローズのCDもスペインへ渡る模様。向こうの人たちって基本的にアーティストに優しいと思う。
音楽に限らず、演劇にも、大道芸人にも。

その後やはりいつもの店で盛り上がって、解散。
久しぶりに生きている感じがした。音楽で生かされてる。

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口パクで楽しそうに演奏するエアーバンドコカリクーのみなさん。

QOL

夜、大宮へ。森山直太朗ワールドツアー2007を観に行く。
風街交差点というアルバムがあって、これがすこぶるクオリティ
が高く、どうしてもライブが見たくなったので、
ツアーバンドのkeyboardそしてバンマスを務めるSさんに
無理を言ってチケットを取ってもらったのである。
ライブ。予想以上に直太朗氏のボーカルは以前より強力になっていた。
バンドも素晴らしく、久しぶりに大満足のライブだった。
終演後、ちょっとお邪魔して挨拶を。
なんだか、曇ってた自分の中身がすーっと青く変わるような、
そんな一日だった。素晴らしきかな、人生。
俺の人生の価値はどこにあるだろう。

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3度目の…神宮

神宮である。ヤクルトである。
夕方までに色々とこなして、いざ、愛車"モーガンフィッシャー2号"(自転車)で、神宮へ。
今年3回目の神宮球場。いつもはコカリクーモリさんが大体一緒に
観戦してくれるのだけれど、今日は豪華な内野席に行くというので、
俺は相変わらず外野席でひとり、のんびりと観戦。
それにしても50分ほどチャリをこいでたどり着いた球場、夕暮れの中
ぐびりと飲む生ビールの味は何ものにも替え難い。
選手はグラウンドで練習を始めている。一人でいると、
色んなことをじっくり考えられるのがいい。サッカーも楽しいけれど、
野球ほどのんびりは見られない。

さてさて、試合はなかなか面白いものになったが、また敗戦、4連敗。
実際、今のスワローズは他球団にとって、全然怖くないチームだと思う。
それだけに愛が湧く。けれど、もうちょっと頑張って欲しいな。
でも屋根のない神宮球場は素晴らしい。ほんとに。一回行ってみなよ。


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炎のミニギター

一日、こまごまとしたことをやる。ビートルズの本はもう読み終えてしまった。
今はもうひとつ、新刊の短編小説集を読んでいる。

ほとんどの時間、音楽を聴いていた。時折インスピレーションが湧くと、
炎の赤いミニギターを弾いたりする。これは、タカミネが作っているもので、
それを売ってる共和商会さんから御好意でいただいたものです。
この間、もうお店でも売ってたけど3万円前後で手に入るみたい。
Cooderっつー名前です。
ミニサイズのアコギっていくつか弾いたことがあるけど、なかなか
ここまでバランスの良いものは少ないです。チューニングも良いし、
しっかり鳴ります。さすがタカミネですね。
何より、このデザイン!なかなか考えつかないオリジナリティですね。
この間の合宿に持っていったら大人気でみんな楽しそうに弾いてた。
レコーディングとかではナッシュビルチューニングとか、オープン
チューニングにして、高い位置にカポをつけて民族楽器風に弾くのも
ありかなと思いました。Cooderっつー名前です。

夜は美味しい夕食を久しぶりに作った。

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5月9-11日

3日間、染谷兄のプリプロダクションに打ち込む。
今回のアルバム、きっと良いメロディがあふれるものになるだろう。
まだまだスケッチ段階なのだが、色彩豊かな曲達がたくさん。

事務所のスタジオが本格的に工事中なので、2階のスペースにちょっとしたプリプロスタジオを作って作業してた。


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ビートルズの秘密。

最近、暇さえあればこの本を読んでいる。もう、面白くてたまらない。夜も眠れないのである。
エンジニアという視点からビートルズのレコーディングの歴史を見る。当時、どれだけ革新的なことをやっていたか。驚いたことにアルバム「リボルバー」を一任されたEMIのエンジニアのジェフ・エメリックは当時19歳(!)であった。
で、この本、600ページを越える厚さの本なのでたっぷり楽しめる。
高かったけどさ。

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プリプロダクション

染谷兄のニューアルバムの為のプリプロ、中盤戦。
本日も、新しい曲を形が見えるまで取り組む。たくさん楽器を弾いたな。
帰り道、チャリを飛ばしてたら、深夜の道に巨大なクレ-ンがいた。

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雨は降らなきゃ困るけど…

ストリートの予定だったが、無情の雨。最近雨率高し。
雨男、俺かなぁ?

普段できないことをして、過ごす。

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鯉のぼりの季節

午前中、髪を切りにいく。
原宿まで、自転車で。知らない道を走ることに無情の喜びを感じている。
天気が良いからだろうな。
今日はこどもの日らしい。近所のマンションの窓に、小さな鯉のぼりがいくつか舞っていた。いつの時代も親心は変わんないんだな。
まぁとにかく気候がよくて、気持ちのよい一日。
それにしても、ヤクルトの試合を観てちょっと落ち込む。嗚呼。
本格的に応援しないとな。

風をあつめて

午後、サントラのデータをまとめる地味で大切な作業を片付ける。
自転車で都心を帰りながら、いつもより落ち着いている街をだらだらと
寄り道しながら帰る。風が心地よい。一年で一番気持ちのよい気候。
風を手のひらに集めて、夕暮れを見る。

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恋しくて

天気の良い日。耳を休める。
夕方、新宿に「恋しくて」という沖縄の映画を観に行く。
すごく良いシーンがあって、それだけでも足を運んだ意味があったなぁと思った。ビールを飲んで、帰る。

エンドロール

サントラ作り最終日。ラストシーンの音楽に、多くの想いをつぎ込む。
深夜、ようやく終了。
映像を何度も見ていると、出演している役者さんだけではなく、
その裏で奔走している人たちの姿が見えてくる。
一体、何人の人の力が加わったのだろう。そこにはきっと想像を超える
想いが詰まっているはずだ。
お客として観る時は、ただ単に楽しめばいいと思うけどね。

短い時間の中で最前を尽くす事について、考えた帰り道。
月が奇麗だった。

5月がはじまった

東京にもどり、午前中、染谷チームのミーティングを終えて、
午後からは榊英雄監督映画「GROW」のサントラ作り続き。
本日も夜中まで映像と格闘する。
いずみさんが思い描くイメージを、自分なりに解釈して演奏して録音。
なかなか良い味が出てると思う。明日で最終日。

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