亙瓦版

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たとえばの話。


あまりにも気持ちのよい東京の秋の午後に考える。

例えば僕が今、自転車ですぐに海岸に出られる場所に住んでいたとすれば、
きっと仕事を早めに切り上げて、何人かの友人に電話をして、
いつもの集合場所の浜辺のあの木の下の、自分たちで拵えて置いてあるあのベンチで、
夕暮れと友人を待つだろう。

片手にはビールを持っているだろう。そして、もしかしたら傍らには愛犬が横になっているかもしれない。

やがて
「おーい」
なんて言いながら、三々五々、友人や恋人が集まってきて、
そこに家族なんかが混ざっていたら尚良くて、
他愛もない冗談やそこにいないやつのうわさ話やテレビで見た新しい総理大臣の話をしながら
青く沈んで行く世界を恐がりもせずに、
笑いあっているだろう。

時々みんなの輪から離れて砂浜を歩いて、自分と向き合ったりして、
みんなの姿を振り返って、なんとなく微笑んで、

これはなんて言うか…パーフェクトだな。
なんてつぶやいて、
また仲間たちのところへ歩いて行く。

・・・閑話休題。

ここまでの話、ここだけの話、妄想に過ぎないけれども、
もし自分がどこか南の島なんかに住んでいたら、実現できるかもしれない。
もしくは静かな湖の畔でもいいし、寒い冬の暖かい家の中でもかまわないんだけど、
都会暮らしの便利さと引き換えに、失っているものも確実にある。
ないものねだりですけど。
ないものねだりですね。

歌詞がひとつできた。今日という日は良い日だ。
しあわせは自分で見つけるもんだ。

Comments ( 3 )

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